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イスラエルの解放

27 その日、主は恐ろしく鋭い剣で、素早く動く蛇、
とぐろを巻いている蛇、
海の竜であるレビヤタンを殺します。

イスラエルの解放の日、
民にこの賛歌を歌わせなさい。
「イスラエルはわたしのぶどう園。
神であるこのわたしが、
実を結ぶぶどうの手入れをする。
毎日水をかけ、昼も夜も、
敵が近づかないように見張る。
4-5 イスラエルへの怒りは、もう収まった。
いばらが彼らを煩わせているなら、
ひざまずいて赦しを求めない限り、
この私の敵を焼き払う。
やがてイスラエルが根を張り、つぼみをつけ、
花を咲かせ、世界をその実で満たす時が来る。」

7-8 神はイスラエルの敵を罰したように、
イスラエルを罰したのでしょうか。
そんなことはありません。
敵は息の根を止められました。
しかしイスラエルは、ほんの少し罰を受けただけです。
東からの嵐に吹き飛ばされるように、
遠く離れた地へ追いやられたにすぎません。
では、なぜ神はそのようにしたのでしょう。
イスラエルの罪をきよめ、
偶像とその祭壇とを取り除くためです。
これらのものは二度と礼拝の対象にはなりません。
10 城壁で囲まれた町々はひっそり静まり返り、
家は荒れ、通りには草が茂り、
牛は町をのし歩いて草を食べ、
木の枝を食べるようになります。
11 私の国民は枯れ枝のように折られ、
猟師用のたきぎになります。
彼らは鈍い民で頭の回転が遅く、
思考力に欠けています。
それは神に背いているからです。
だから、彼らをお造りになった方は、
少しもあわれみをかけません。

12 しかし、穀物の穂を一粒一粒拾い上げるように、
主が彼らを集め、ユーフラテス川から
エジプト国境に及ぶ、広大な打穀場から
選び分ける時がきます。
13 その日、大きなラッパが鳴りわたり、
アッシリヤやエジプトで、息も絶え絶えになっている
多くのイスラエル人が救い出され、
聖なる山で主を拝むために
エルサレムへ連れ戻されます。